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山口県山岳・SC連盟沢登講習会
開催日 2022年8月27日
山 域 広高谷(島根県)
参加者 宇部山岳会(9名)、下関山岳会(2名)、山口山岳会(1名)、ハイキングクラブ山歩(3名)、周南山岳会(4名)  計19名
遡行時間 5時間20分
行 程 8:30広高林道終点駐車場にて受付開始、8:45~9:00開会式~9:20広高谷入渓 ~14:00 F19(核心の滝)、14:40遡行終了(エスケープして林道へ)~15:10駐車場~15:45 駐車場にて閉会式
内 容  山口県山岳・SC連盟主催の沢登り研修会(講習会)は、沢登りでの事故防止のための安全意識の高揚と初級者の基礎技術向上を目的に実施しており、加盟団体員の交流の場としても定着している恒例行事である。
 昨年に続き今回もコロナ禍での実施であるため、感染防止対策として体調チェックシートの提出を義務付け、講習会受講ルールとして、状況に応じてマスク着用、参加者との間隔を1m以上空けることなどを周知徹底した。
 23名の申込みがあったが、コロナ感染関連の理由でのキャンセルも含め、最終的には、30歳代から80歳代の幅広い年齢層の19名が参加した。
 研修会では、参加者のレベル、年齢層も幅広い中で、安全を第一とした指導が指導者としての課題となった。時間をかけながら要所、要所での遡行の技術やテクニックを指導していくこととし、加えて参加者の体力や所要時間など総合的に判断したうえでの遡行終了(エスケープ)の考慮も指導者の義務である。また指導経験の少ない指導者が、率先して指導していける場面も作っていくこととした。
 
開会式後に
林道を少し下ったところから入渓した
様々な課題を
自分たちのスタイルで越えていく
遡行テクニック
(ステミング)で越えていく
 
 
 全員が核心の滝F19通過後、予定の時間に達したことでエスケープの判断をした。遡行を終了し右岸の尾根を藪漕ぎで下山予定していた林道に合流。駐車地点に戻り閉会式を行った後、散会した。
  今回は幅広い年齢層に加えて、体力及び技術力の差がある参加者の研修だったが、事故なく無事終えることができた。指導者としては、様々な場面で、多様な指導能力が要求された。滝の通過では、技術レベルに応じてロープでの確保やフィックスしたロープをフリクションノットで自己確保をしながらの通過を指示、また遡行テクニックの指導などで、指導者のレベルアップを図ることができた。
 最後に、コロナ禍でもコロナ感染者を出さずに無事に終えることができたことに対して、ご協力いただいた参加者に感謝いたします。
 
(文・写真:鹿野慶行)
 
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