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「クライミングレスキュー研修会」 |
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主 催 山口県山岳連盟 |
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日 時 |
平成24年11月25日(日) 9:00~16:00 |
場 所 |
山口市秋穂二島、陶ヶ岳/岩場周辺
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参加者 |
受講者 13名 講師 3名(坂口遭対委員長、江本遭対副委員長、細川遭対委員) |
開会挨拶 |
小林会長 |
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内 容 |
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1. レスキュー場面で必要となるロープワークの研修
レスキュー活動を行う上で、必須となる基礎的なロープワークを全員で学習した。以下のロープワークは通常のクライミングでは使わないようなテクニックもあり、繰り返し訓練し、習得する必要がある。
(1) フィギュア-エイト・ノット (2) オーバーハンド・ノット (3) クローブヒッチ (4) ムンターヒッチ
(5) ムンターミュール (6) インラインフィギュア-エイト・ノット (7) マリナー・ノット
(8) シート・ベント (9) フリクションノット(クレムヒス・ノット、オートブロック、ブリッジ・プルージック)
(10) ダブリュ・フィッシャーマンズ・ノット (11) クローブヒッチ (12) 簡易ハーネスの作成 |
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2. 岩場での事故からの脱出方法
岩場で墜落者があった場合、セルフレスキューとして一連の手順に従い行動する方法を学習する。実習では上記のロープワークを組み合わせ、確保者が墜落者の固定と自己脱出方法を訓練した。 |
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3. 制動確保の墜落衝撃力体験
墜落者を確保する際の衝撃力を体験するため、肩絡みによるボディー確保を全員で体験する。その上で墜落者と支点への衝撃を緩和させる確保方法を学習する。 |
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4. 岩場での墜落者の救出方法の研修
クライミングにおけるセルフレスキューの個々の技術を習得した後、一連のシステムとして、陶ヶ岳頂上直下の岩場で、墜落者が有る場合を想定し、救出活動を全員で訓練した。
墜落者の救出には①歩行できる場合、②歩行できない場合を想定したロープワークについても個別に訓練した。 |
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5. まとめ
本研修は県岳連の活動として策定された行事であり、日頃あまり使わない技術を検証する良い機会である。遭難は起こさないに越したことは無いが、いつ起こるかは不確定である。
ある程度の従業員数を抱える企業では、毎年防災訓練を実施している。
登山という高いリスクの遊びを行っている我々はこれらの活動に積極的に取り組み、確実な技術習得と向上を図るべきである。
今回、他の行事と重なり、参加できなかった団体或いは指導員も有るが、この事業が実りある物になるためにも、多くの会員の積極的な参加を望むものである。 |
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文責 : 細川 |
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開会式 |
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技術説明 |
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流動分散 |
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流動分散 |
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インラインフィギアエイトノット |
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振り分け救助の説明 |
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振り分け救助の説明 |
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背負い懸垂 |
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背負い懸垂 |
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自己脱出 |
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岩場での実務 |
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岩場での実務 |
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