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2012  沢登り講習会
と き 2012年8月19日(日)
ところ 奥三段峡(広島県)
天 候 晴れ
参加団体 宇部山岳会(14名)、周南山岳会(4名)、HC山歩(1名)
行 程 田代駐車場(8:30)−奥三段峡(9:10)−堰堤F13(14:50)−田代駐車場(17:00)−閉会式後解散  
 山口県山岳連盟の年間行事である沢登り講習会を、指導委員会と遭難対策委員会にて、企画開催した。
 毎年この時期は、夏山合宿の時期と重なりに参加者は多くない。それでも3つの加盟団体から、19名の参加があった。
 参加者の中には、初心者や会員外の人もいた。もともと経験の少ない人に、沢登りの楽しさを知ってもらうことが目的であり、初心者や初級者の参加は主催者側としても、喜ばしいことであった。

 今回の奥三段峡は、恐羅漢山と聖山を源流とする田代川の上流で、滝と泳ぎ楽しめるルートである。しかし、渓谷沿いに道がなく、緊急時のエスケープは困難である。

 当日は、道すがら合流しつつ、参加者全員で田代駐車場に到着。身支度を整えた後、開会式と講師から講習を受けた。その後、移動し奥三段峡に入渓。
 F1を越えて進むと、本日最大の難関F2が現れる。右岸の大岩からみんなで眺めるが、なかなか手強そう。講師が手分けをし、直登ルート工作と左岸からの巻道にフィックスロープを張る。参加者が多いので、全員通過に2時間半を要した。

 F3の先で、遅い昼食を摂る。冷えた体に、温かい食べ物が嬉しい。

 F2に時間を要したので、食後は急いで沢を登る。滑床や美しい淵が続くが、楽しむ間も無く駆け足で進み、最終地点の大堰堤に14時50分到着して遡行を終えた。

 下降は林道に出て田代を目指すが、途中から道が消え、踏み後を便りに沢沿いを下る。 
出発地点の田代駐車場に戻ったのは、17時だった。
 濡れた装備を片付けて、簡単な閉会式の後、再開を誓って散会した。
 
沢登り講義
F2に向けて泳ぐ
F2偵察
F2直登ルート工作
F2巻道ルートにて初心者サポート
滑床が続く畳が平
蛇淵を泳ぐ
F7を攻める
集合写真
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